新型クラウンシリーズの最後を飾るモデルとして、2025年3月に待望のデビューを果たした「クラウンエステート」
伝統あるクラウンの名を受け継ぎながら、SUVの力強さとステーションワゴンの実用性を高次元で融合させたそのスタイルは、発表当初から大きな注目を集めています。特に、その堂々たるボディサイズから「クラウン エステートの新型には7人乗りの設定があるのではないか?」と、ファミリー層を中心に多人数乗車への期待が高まっていました。
しかし、実際に購入を検討する上では、乗車定員の真実だけでなく、所有する喜びを左右する多彩なカラーラインナップや、事前に把握しておくべきデメリットについても深く理解しておくことが不可欠です。
この記事では、新型クラウンエステートの乗車定員に関する正確な情報はもちろんのこと、5人乗りだからこそ実現できた圧巻の室内空間や使い勝手、そしてグレード別の価格設定から燃費性能、さらには購入前に知っておきたい注意点まで、あらゆる角度から新型クラウンエステートの魅力を徹底的に掘り下げて解説します。
- 新型クラウンエステートの乗車定員に関する正確な情報
- 5人乗り仕様だからこそ実現した室内空間と荷室の広さ
- グレード別の価格、燃費、およびカラーバリエーションの詳細
- 購入前に確認すべきデメリットや注意点
目次
クラウン エステートの新型に7人乗りの設定はある?

- 日本仕様は5人乗りで7人乗りの設定はなし
- 5人乗りならではの広々とした室内空間
- 新型クラウンエステートの内装と居住性
- 新型クラウンエステートの価格とグレード構成
- 大容量の荷室と多彩なシートアレンジ
日本仕様は5人乗りで7人乗りの設定はなし
多くの方が気にされている結論から申し上げますと、日本国内市場向けに販売される新型クラウンエステートに、3列シート7人乗りの設定は存在しません。
「エステート」という名称は、歴史的にステーションワゴンを指す言葉として使われてきたため、広大なラゲッジスペースを持つ多人数乗りモデルを想起される方も多いでしょう。また、実際に一部の海外市場、特に中国では「クラウン」の名を冠した3列シートSUV「クラウンクルーガー」が販売されているため、日本市場への導入を期待する声があったのも事実です。
しかし、日本で発売された新型クラウンエステートは、「大人のアクティブキャビン」というコンセプトのもと、乗員全員が快適に過ごせる上質な空間を最優先に設計されました。そのため、乗車定員はハイブリッドの「ESTATE Z」、プラグインハイブリッドの「ESTATE RS」を問わず、全グレード共通で5名となっています。7人乗りを希望されていた方にとっては残念なニュースかもしれませんが、この選択によってクラウンエステートは、他の3列シートSUVとは一線を画す、独自の大きな価値を手に入れています。
ポイント:乗車定員の真実
日本仕様の新型クラウンエステートは、全グレード5人乗り(2列シート)です。7人乗り(3列シート)の設定はありませんので、購入を検討される際はご注意ください。
5人乗りならではの広々とした室内空間
新型クラウンエステートが3列シートレイアウトを見送り、あえて5人乗り(2列シート)構成を貫いたのには、トヨタの明確な設計思想があります。
その最大の理由は、乗員全員、特に後席の乗員に最大限の快適性と開放感を提供するためです。一般的な3列シートSUVでは、3列目のスペースを確保するために2列目シートのスライド量を制限したり、シート自体のサイズを小さくしたりと、何らかの妥協が必要になるケースが少なくありません。しかし、クラウンエステートは2列シートに特化することで、そうした制約を一切排除。後席の足元スペースや横方向のショルダー周りに圧倒的なゆとりを持たせることに成功しました。
そのゆとりは、具体的な数値にも表れています。トヨタ自動車の公式ウェブサイトで公開されている主要諸元によると、ボディサイズは全長4,930mm、全幅1,880mm、全高1,625mm。室内寸法も、室内長1,930mm、室内幅1,540mm、室内高1,200mmと、4つのクラウンシリーズの中でも最大級の空間を誇ります。
車種 | 室内長 (mm) | 室内幅 (mm) | 室内高 (mm) |
---|---|---|---|
クラウンエステート | 1,930 | 1,540 | 1,200 |
クラウンクロスオーバー | 1,980 | 1,540 | 1,170 |
クラウンスポーツ | 1,850 | 1,540 | 1,175 |
クラウンセダン | 2,180 | 1,535 | 1,135 |
この広大なスペースによって、後席でも大人が足を組んでリラックスできるほどのレッグスペースが確保され、長時間の移動でも疲れを感じさせない、まさにファーストクラスのような上質な移動空間を実現しているのです。
新型クラウンエステートの内装と居住性

新型クラウンエステートの内装は、他のクラウンシリーズ(クロスオーバーやスポーツ)と共通の「アイランドアーキテクチャー」思想に基づいたデザインを採用しつつ、フラッグシップモデルにふさわしい上質な素材と凝った装飾で差別化が図られています。
運転席に座ると、12.3インチのTFTカラーメーターと12.3インチのディスプレイオーディオが水平に配置され、視線移動が少なく運転に集中できる環境が整っています。質感の高いソフトパッドや、グレードに応じて設定される美しい杢目調パネルが随所にあしらわれ、触れるたびに所有する満足感を高めてくれます。
そして、このモデルの真骨頂は、前述の通り後席の圧倒的な居住性にあります。身長170cmの大人が4名乗車した場合、後席の膝先空間には握りこぶし3つ分もの余裕があると報告されています。これは、クラウンスポーツ(握りこぶし2つ分)やクロスオーバー(2つ半)と比較しても格段に広く、全高1,625mmの恩恵で頭上空間にも十分なゆとりが確保されています。
後席を彩る快適装備の数々
上級グレード「ESTATE RS」には、後席左右シートヒーターが標準装備され、冬場のドライブでも後席乗員が快適に過ごせるよう配慮されています。さらに、センターコンソール後部には充電用のUSB Type-C端子やアクセサリーコンセント(AC100V・1500W)も備えられており、後席乗員の利便性も万全です。
新型クラウンエステートの価格とグレード構成

新型クラウンエステートのグレード構成は、ユーザーが選びやすいように非常にシンプルにまとめられています。パワーユニットは、効率に優れた2.5Lハイブリッド(HEV)と、パワフルで環境性能も高い2.5Lプラグインハイブリッド(PHEV)の2種類です。
どちらのグレードも、装備内容が非常に充実しているのが特徴です。駆動方式は、路面状況を問わず安定した走りを提供する電気式4WDシステム「E-Four」が全車に標準装備されます。
グレード名 | パワーユニット | システム最高出力 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
ESTATE Z | 2.5L ハイブリッド(HEV) | 182kW (243PS) | 6,350,000円 |
ESTATE RS | 2.5L プラグインハイブリッド(PHEV) | 225kW (306PS) | 8,100,000円 |
ベースグレードとなる「ESTATE Z」でさえ、本革シート、先進運転支援システム「Toyota Safety Sense」、高速道路での渋滞時に運転操作を支援する「アドバンスト ドライブ」などが標準装備されており、クラウンの名に恥じない充実した内容です。
一方、価格が175万円高い「ESTATE RS」は、単なるパワーユニットの違いだけではありません。PHEVシステムによる圧倒的な動力性能とEV走行(後述)に加え、路面状況に応じてショックアブソーバーの減衰力を最適に制御するサスペンション「AVS」、前述の後席シートヒーター、そして強化されたブレーキシステムなどが追加され、よりダイナミックで上質な走りと快適性を実現しています。PHEVには経済産業省によるCEV補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金)が適用されるため、実質的な価格差は縮まります。
大容量の荷室と多彩なシートアレンジ
5人乗り仕様を選択したことによる最大の恩恵は、後席空間と並んで、この広大な荷室(ラゲージスペース)にあります。
新型クラウンエステートの荷室容量は、後席を立てた状態(5人乗車時)でも、クラストップレベルの570Lという大容量を確保しています。これは、同じトヨタの上級SUVであるハリアー(409L)を大幅に上回る数値です。
具体的にどれくらい広いかというと、9.5インチのゴルフバッグを3個積んでもまだスペースに余裕があり、家族での長期旅行に使う大型スーツケースも楽々と飲み込みます。これまでゴルフバッグの積載性に不満があったクラウンスポーツ(397L)やクロスオーバー(450L)のユーザーにとっても、この積載能力は非常に魅力的でしょう。
さらに、リアシートは6:4の分割可倒式となっており、レバー一つで簡単に倒すことができます。後席の背もたれを両方倒すと、段差の少ないほぼフラットで広大な空間が出現。その際の荷室長は、成人男性が横になれるほどの約2,000mm(約2m)に達します。
これにより、サーフボードやスノーボード、キャンプ道具といった長尺物や嵩張る荷物も余裕で積載可能。まさに「大人のアクティブキャビン」というコンセプトを体現する、週末の趣味から日常生活までを完璧にカバーする高い実用性を誇っています。
クラウン エステートの新型で7人乗り以外の魅力

- 新型クラウンエステートの燃費性能を解説
- 新型クラウンエステートのカラーバリエーション
- 購入前に知るべきクラウンエステートのデメリット
- 新型クラウンエステートの予約と受注状況
- 新型クラウンエステートにモデリスタはある?
- まとめ:クラウン エステーの新型で7人乗りの真実
新型クラウンエステートの燃費性能を解説
新型クラウンエסטートは、全長約5m、車重約1.9トンから2.1トンという堂々たるボディサイズでありながら、現代のプレミアムカーに求められる優れた燃費性能と環境性能を両立しています。
トヨタが長年培ってきたハイブリッド技術の粋を集めたパワーユニットは、2つのグレードで異なる特性を持ちながらも、どちらも高いレベルで効率化されています。
ハイブリッド車(HEV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)、それぞれの国際的な燃費測定基準であるWLTCモード燃費は以下の通りです。
- ESTATE Z (HEV): 20.3km/L
- ESTATE RS (PHEV): 20.0km/L (エンジンとモーターを併用するハイブリッド走行時)
どちらも20km/Lを超える、このクラスのSUVとしては非常に優秀な数値を達成しています。また、排出ガスに含まれる有害物質を大幅に削減し、「平成30年排出ガス基準75%低減レベル」の認定を受けており、環境性能も極めて高い水準にあります。
特に注目すべきは「ESTATE RS (PHEV)」の能力です。大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載し、満充電の状態からエンジンを一切使わずに最大89kmのEV走行が可能です。これは、日常的な通勤や買い物、子供の送迎といった近距離の移動であれば、ほとんどガソリンを消費せずに電気だけで賄えることを意味し、日々のランニングコストを劇的に抑えることができます。
PHEVならではの多彩なメリット
PHEVのメリットは経済性だけではありません。外部から充電できるため、夜間に自宅で充電しておけば、朝には満充電の状態で出発できます。万が一、長距離移動で充電が切れても、高性能なハイブリッド車として走り続けられるため、充電スポットを探すストレスもありません。さらに、災害時などにはクルマを電源として活用できる「非常時給電システム」も備えています。
新型クラウンエステートのカラーバリエーション

新型クラウンエステートには、その流麗で力強いスタイリングを一層引き立てる、洗練されたボディカラーが豊富に用意されています。選択肢は、シンプルな美しさが際立つモノトーン(単色)が5色、そしてルーフやピラーをブラックアウトし、よりスポーティで引き締まった印象を与えるバイトーン(2トーン)が5色の合計10色展開となっています。
内装色も3色が設定されており、エクステリアカラーとの組み合わせによって、オーナーの個性を表現する楽しさがあります。
ボディカラー(全10色)
カラータイプ | カラー名 | 備考 |
---|---|---|
モノトーン (5色) | プレシャスホワイトパール | メーカーオプション(+55,000円) |
マッシブグレー | – | |
ブラック | – | |
エモーショナルレッドⅢ | メーカーオプション(+55,000円) | |
プレシャスブロンズ | メーカーオプション(+55,000円) | |
バイトーン (5色) | ブラック × プレシャスホワイトパール | メーカーオプション(+99,000円) |
ブラック × マッシブグレー | メーカーオプション(+99,000円) | |
ブラック × エモーショナルレッドⅢ | メーカーオプション(+99,000円) | |
ブラック × プレシャスブロンズ | メーカーオプション(+99,000円) | |
プレシャスメタル × マッシブグレー | ESTATE RS (PHEV) 専用色 / メーカーオプション(+99,000円) |
インテリアカラー(全3色)
- ブラック:全グレードに設定される、上質で引き締まった印象の定番カラーです。
- サドルタン:「ESTATE Z」に設定可能な、華やかで温かみのあるブラウン系のカラー。大人のアクティブなライフスタイルを演出します。
- グレイッシュブルー:「ESTATE RS」専用色。スポーティさと洗練された印象を両立する、クールでモダンなカラーです。
特にPHEV専用色の「プレシャスメタル × マッシブグレー」や、内装色の「グレイッシュブルー」は、RSグレードの持つ特別なパフォーマンスと先進性を象徴するカラーリングとして、高い人気を集めそうです。
購入前に知るべきクラウンエステートのデメリット
ここまで多くの魅力をお伝えしてきた新型クラウンエステートですが、どんな車にも長所と短所があるように、購入を決める前に冷静に検討すべきデメリットや注意点もいくつか存在します。
注意点:購入前に必ず確認したい4つのポイント
以下の点を許容できるか、ご自身のライフスタイルや運転環境、予算と照らし合わせて慎重に判断することが、後悔のない車選びにつながります。
1. 乗り出し800万円超も視野に入る車両価格
最大のハードルとなるのは、やはり車両価格の高さです。ハイブリッドの「ESTATE Z」が635万円、プラグインハイブリッドの「ESTATE RS」は810万円という価格設定は、国産車としては紛れもなくトップクラスです。ここにメーカーオプションや諸費用を加えると、乗り出し価格はZで700万円前後、RSでは900万円に迫る可能性もあり、欧州のプレミアムブランドのSUVとも競合する価格帯になります。
2. 全幅1,880mmがもたらす取り回しの制約
全長4,930mm、全幅1,880mmという堂々たるボディサイズは、室内の広さという絶大なメリットをもたらす一方、日本の道路環境では運転時の取り回しに気を遣う場面があるかもしれません。特に都市部の狭い路地でのすれ違いや、スーパーなどの一般的な駐車枠に停める際には、その大きさを意識することになるでしょう。また、古い機械式の立体駐車場では、全幅の制限(一般的に1,850mm以下)により利用できないケースも想定されます。後輪操舵システム「DRS」の採用で最小回転半径は5.5mに抑えられていますが、物理的な大きさは変わりません。
3. デザイン性とトレードオフの後方視界
流麗なクーペSUVスタイルを実現するため、ボディ後端のピラー(Dピラー)が太めに設計されています。これにより、斜め後方の直接的な視界がやや限定的になっています。もちろん、全車標準装備の「ブラインドスポットモニター」や、駐車を支援する「パノラミックビューモニター」といった先進安全装備が死角を効果的にカバーしてくれますが、車庫入れや車線変更の際には、目視と各種センサーの両方を活用した慎重な確認が求められます。
4. 覚悟が必要な21インチタイヤの維持コスト
クラウンエステートは、全グレードで235/45R21という大径・低扁平タイヤを標準で装着しています。この大径ホイールはエクステリアの迫力を大きく高めていますが、その代償として維持コスト、特にタイヤ交換時の費用は非常に高額になります。タイヤの銘柄にもよりますが、4本を交換する場合、工賃込みで20万円から30万円程度の出費を覚悟しておく必要があります。また、タイヤのサイドウォールが薄い低扁平タイヤは、縁石などでホイールを傷つけてしまうリスクも高まるため、幅寄せなどの際には一層の注意が必要です。
新型クラウンエステートの予約と受注状況
新型クラウンエステートは、4つのボディタイプが展開される新世代クラウンシリーズのアンカーを飾るモデルとして、発売前から非常に高い注目と期待を集めていました。
その結果、2025年3月の発売開始直後から注文が殺到。生産能力を上回るバックオーダーを抱え、一部の販売店では発売後わずかな期間で一時的に受注が停止するという異例の事態も発生しました。特に、より複雑な生産工程を要するPHEVモデル(ESTATE RS)は、生産台数が限られることもあり、早い段階でオーダーが集中する傾向が見られました。
近年の自動車業界全体が抱える半導体不足や部品供給の不安定さも相まって、納期は長期化する傾向にあります。2025年後半現在の情報では、ハイブリッドモデル(ESTATE Z)は一部の販売店で受注が再開されているケースもあるようですが、PHEVモデルに関しては依然として生産調整が続いており、新規の注文を受け付けていない場合も少なくありません。
受注状況や具体的な納期は、各販売店が持つ生産枠や在庫状況によって刻一刻と変動します。そのため、購入を真剣に検討されている方は、インターネット上の情報だけに頼るのではなく、まず最寄りのトヨタ販売店を訪れ、担当者から直接、最新の正確な情報を得ることが何よりも重要です。
新型クラウンエステートにモデリスタはある?

新型クラウンエステートのオーナーには、標準仕様のままでも十分に満足できる高い完成度を、さらに自分好みに昇華させたいと考える方も多いでしょう。そうしたニーズに応えるため、トヨタのオフィシャルカスタムブランドである「MODELLISTA(モデリスタ)」から、専用のカスタマイズパーツが車両の発売と同時にリリースされています。
『優美さと逞しさが調和するアーバンスタイル』を開発コンセプトに掲げ、クラウンエステートが元来持つ上質感とアクティブなイメージをさらに研ぎ澄ます、洗練されたアイテムが多数ラインナップされています。(参照:MODELLISTA公式サイト ニュースリリース)
主なモデリスタパーツラインナップ
- MODELLISTA エアロパーツセット:フロントスポイラー、サイドスカート、リヤスパッツの3点セット。ボディ下部にボリューム感と安定感を与え、より低く構えた精悍なフォルムを創出します。
- クールシャインキット:フロントグリル、サイドドア、バックドア、ドアミラーに装着するメッキガーニッシュのセット。金属の輝きが各部にアクセントを加え、高級感を一層高めます。
- 21インチ アルミホイールセット:切削光輝とブラックのコントラストが美しい、躍動感あふれるデザインの専用ホイールです。
- その他:赤外線をカットし車内の快適性を向上させる「IRカットフィルム」や、デザイン性と機能性を両立した「スマートクッショントート」など、多彩なアイテムが用意されています。
これらのパーツを装着することで、ノーマルのクラウンエステートとは一味違う、オーナーだけの個性的で優美なスタイリングを手に入れることが可能です。特に、車両全体の印象を大きく変えるエアロパーツや、きらびやかなアクセントを加えるガーニッシュ類は、所有する満足感をさらに高めてくれることでしょう。

まとめ:クラウン エステートの新型で7人乗りの真実
最後に、この記事で解説してきた新型クラウンエステートに関する重要なポイントを改めてまとめます。「クラウン エステート 新型 7人乗り」というキーワードで情報を探していた方にとっては、5人乗りという事実は当初の期待とは異なったかもしれませんが、それを補って余りある、唯一無二の魅力と価値が詰まったモデルであることがお分かりいただけたかと思います。
- 新型クラウンエステートの日本仕様は全グレード共通の5人乗り
- 多人数乗車よりも後席の快適性を最優先したパッケージング
- 7人乗り(3列シート)の設定は日本市場には存在しない
- 後席の膝先空間は握りこぶし3つ分という圧倒的な広さ
- 室内空間の広さは4つのクラウンシリーズの中でも最大級
- 荷室容量は後席使用時でもクラストップレベルの570Lを確保
- 後席を倒せば荷室長は約2mの広大でフラットな空間が出現
- グレードは2.5L HEVの「ESTATE Z」と2.5L PHEVの「ESTATE RS」の2種類
- 価格は「ESTATE Z」が635万円、「ESTATE RS」が810万円から
- 燃費はHEVが20.3km/L、PHEVが20.0km/Lと優秀
- PHEVはエンジンを使わず最大89kmのEV走行が可能
- ボディカラーはモノトーン5色、バイトーン5色の合計10色から選択可能
- デメリットは高額な車両価格と21インチタイヤの高額な維持費
- 全長4.9m超、全幅1.88mの大きなボディサイズによる取り回しへの注意
- 自分だけのスタイルを演出するモデリスタのカスタムパーツも豊富に設定
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