新型ムーブの内装を徹底解説!広さや質感は?

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新型ムーブの内装を徹底解説!広さや質感は?

11年ぶりに登場した新型ムーヴ、その内装に注目が集まっています。特に初めて採用されたスライドドアで、使い勝手が大きく変わりました。しかし、実際の質感や収納はどうなのか、好みのカラーは選べるのか、そして各グレードの価格に見合う装備が整っているのか、気になる点は多いでしょう。

この記事では、新型ムーヴの内装に関するあらゆる疑問に答えるため、グレードごとの特徴から選べるカラー、詳細な価格設定まで、詳しく解説していきます。

この記事を読むことで、以下の点が明確になります。

  • インパネデザインや収納など内装の全体像
  • グレードごとの装備や質感の違い
  • スライドドア採用による利便性と室内サイズ
  • 価格や燃費を含めた総合的なコストパフォーマンス

新型ムーブ内装の質感と広さをチェック

新型ムーブ内装の質感と広さをチェック
DAIHATSU
  • 水平基調で視界良好なインパネ周り
  • 新型ムーブのボディサイズと室内空間
  • 豊富な収納と多彩なシートアレンジ
  • 初採用されたスライドドアの利便性
  • 選べるボディカラーと内装色の組み合わせ

水平基調で視界良好なインパネ周り

新型ムーヴのインパネは、水平基調のデザインが採用されており、スッキリとした印象を与えます。これにより、ドライバーは広々とした前方視界を確保でき、運転中の圧迫感が軽減されています。多くのスイッチ類は機能的に配置されており、直感的な操作が可能です。

特に注目したいのは、助手席の正面に設けられた大型のトレイです。スマートフォンや小物を気軽に置けるこのスペースは、日常の使い勝手を大きく向上させる工夫と言えます。デザインは基本的にムーヴキャンバスと共通の思想で設計されていますが、助手席前の立体的な造形は新型ムーヴ独自のもので、実用性とデザイン性を両立させています。

全体として、シンプルながらも上質さを感じさせるデザインに仕上がっており、軽自動車であることを忘れさせるほどの質感を持ち合わせています。

新型ムーブのボディサイズと室内空間

新型ムーヴは、先代モデルからボディサイズにいくつか変更が加えられました。最も大きな違いは全高で、25mm高くなったことにより、乗り降りのしやすさが向上しています。一方で、車両重量は増加しており、この点が走行性能にどう影響するかは注意が必要です。

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スペック項目新型ムーヴ (X・2WD)先代ムーヴ (X SAIII・2WD)
全長3395mm3395mm
全幅1475mm1475mm
全高1655mm1630mm
ホイールベース2460mm2455mm
車両重量860kg820kg
室内高1270mm1280mm

室内の広さについては、後席の足元空間が非常に広く設計されています。後席スライドを最も後ろに設定すると、身長170cmの大人が4名乗車しても膝先には握りこぶし3つ分もの余裕が生まれます。これは、軽自動車の中でもトップクラスの広さです。ただし、室内高は先代より10mm低くなっているため、頭上の開放感を重視する方は、一度実車で確認することをおすすめします。

豊富な収納と多彩なシートアレンジ

豊富な収納と多彩なシートアレンジ
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新型ムーヴの内装は、使い勝手を重視した収納スペースが豊富に用意されている点が魅力です。前述の大型インパネトレイに加え、運転席や助手席から手の届く範囲に多くのポケット類が配置されています。

さらに、荷室の床下にはラゲージアンダーボックスが設定されており、洗車道具や汚れたものなどを隠して収納するのに便利です。

シートアレンジの多彩さも新型ムーヴの強みです。後席は左右独立で240mmのロングスライドが可能で、リクライニング機能も備わっています。これにより、乗員や荷物に合わせて柔軟に空間を調整できます。例えば、フロントシートの背もたれを倒して後席とつなげる「ロングソファーモード」にすれば、車内での休憩時に足を伸ばしてリラックスすることが可能です。他にも、長尺物を積むモードや荷室を最大化するモードなど、様々なシーンに対応できる実用性を備えています。

初採用されたスライドドアの利便性

新型ムーヴの最大の注目ポイントは、後席に初めて採用されたスライドドアです。従来のヒンジ式ドアと比較して、狭い駐車スペースでも隣の車を気にすることなく、ドアを全開にできます。これにより、子供の乗り降りや荷物の積み下ろしが格段に楽になりました。

スライドドアの開口幅は595mmと広く、スムーズな乗降が可能です。グレードによって電動機能の有無が異なり、「X」と「G」では左側が標準で電動パワースライドドア、「RS」では両側が標準装備となります。

ただし、スライドドアは便利な一方で、ヒンジ式ドアに比べて部品点数が多く、車両重量が増加する一因にもなっています。この重量増が燃費や加速性能に若干の影響を与える可能性は、念頭に置いておくとよいでしょう。それでも、日常の使い勝手を考えれば、スライドドアがもたらすメリットは非常に大きいと考えられます。

選べるボディカラーと内装色の組み合わせ

新型ムーヴでは、多彩なボディカラーが用意されており、個性を表現することができます。モノトーンは新色を含む10色、ルーフの色が異なるツートーンは3色から選択可能です。

グレードで異なる内装色

内装色は、グレードによって異なります。落ち着いた雰囲気を好むか、上質感を求めるかで選ぶグレードも変わってくるかもしれません。

  • グレージュ (L / X グレード): 明るく広々とした印象を与えるカラーです。車内を明るい雰囲気にしたい方におすすめです。
  • ネイビー (G / RS グレード): シルバーステッチがアクセントとなり、上質で引き締まった空間を演出します。インパネ周りのメッキ加飾とも相性が良く、高い質感を求めるユーザーに適しています。

ムーブ RS

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ムーブ G

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ムーブ X

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ムーブ L

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このように、外装と内装の組み合わせを考えるのも、新型ムーヴを選ぶ楽しみの一つです。

グレードで違う新型ムーブ内装と価格

豊富な収納と多彩なシートアレンジ
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  • 廃止されたカスタムに代わる選択肢
  • 力強い走りが魅力のターボ搭載グレード
  • 日常使いで重要視される燃費性能
  • グレードごとの詳しい価格と装備の差
  • 新型ムーブ内装の注目ポイントを総括

廃止されたカスタムに代わる選択肢

新型ムーヴでは、これまで設定されていたエアロパーツ装着グレードの「カスタム」が廃止されました。これにより、スポーティな外観を好んでいたユーザーにとっては選択肢が減ったように感じるかもしれません。

しかし、その代わりとして、メーカーオプションとディーラーオプションを組み合わせた2種類の「アナザースタイル」が用意されています。

  • ダンディスポーツスタイル: ダークメッキのパーツやエアロ、ピアノブラック調の内装パネルなどを備え、精悍でスポーティな印象を際立たせます。
  • ノーブルスタイル: 内外装にカッパー色の加飾をあしらい、上品さと上質感を強調したスタイルです。

これらのアナザースタイルパッケージを利用することで、標準モデルとは一味違った個性的な一台に仕上げることが可能です。カスタムの廃止は残念ですが、新たな選択肢で好みのスタイルを追求できる点は評価できます。

力強い走りが魅力のターボ搭載グレード

力強い走りが魅力のターボ搭載グレード
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新型ムーヴの最上級グレード「RS」には、ターボエンジンが搭載されています。ノーマルエンジンが最高出力52馬力であるのに対し、ターボエンジンは64馬力を発揮し、トルクは約1.7倍の100N・mを誇ります。

この力強い動力性能は、高速道路での合流や追い越し、坂道走行、多人数乗車時など、パワーが求められる場面で大きなアドバンテージとなります。アクセルを踏んだ際の反応が良く、ストレスの少ない快適なドライブが可能です。

一方で、ターボエンジン搭載車は車両価格が高くなるほか、燃費性能もノーマルエンジン車に比べて若干劣るという側面もあります。主に市街地での利用が中心で、穏やかな運転を心がける方であればノーマルエンジンでも十分ですが、走行性能にこだわりたい方にとっては、RSグレードが満足度の高い選択肢となるでしょう。

日常使いで重要視される燃費性能

新型ムーヴは、従来モデル比で約10%の燃費向上を実現しており、家計にも優しい一台となっています。燃費はエンジンタイプや駆動方式によって異なります。

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グレード (エンジン)駆動方式WLTCモード燃費
L, X, G (ノーマル)2WD22.6km/L
L, X, G (ノーマル)4WD20.6km/L
RS (ターボ)2WD21.5km/L
RS (ターボ)4WD19.9km/L

表の通り、最も燃費が良いのはノーマルエンジンの2WDモデルです。ターボモデルや4WDは、その特性上、燃費が少し低下します。

なお、将来的にはダイハツ独自のハイブリッドシステム「e-SMART HYBRID」を搭載したモデルが2026年頃に追加される可能性が高いと見られています。もし実現すれば、WLTCモードで30km/Lを超える燃費も期待できるため、燃費性能を最優先する方は、ハイブリッドモデルの登場を待つのも一つの手かもしれません。

グレードごとの詳しい価格と装備の差

グレードごとの詳しい価格と装備の差
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新型ムーヴは4つのグレードで構成されており、それぞれ価格と装備が異なります。ライフスタイルや予算に合わせて最適なグレードを選ぶことが大切です。

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グレード主な装備価格 (2WD)価格 (4WD)
L衝突被害軽減ブレーキ、LEDヘッドランプ135万8500円148万5000円
X(Lの装備に加え) 左側電動スライドドア、キーフリーシステム149万500円161万7000円
G(Xの装備に加え) 電動パーキングブレーキ、14インチアルミ、アダプティブドライビングビーム171万6000円184万2500円
RS(Gの装備に加え) ターボエンジン、両側電動スライドドア、アダプティブクルーズコントロール、15インチアルミ189万7500円202万4000円

最も安価な「L」はビジネス用途を意識したシンプルな装備です。一般ユーザーには、価格と装備のバランスが良い「X」がおすすめです。左側電動スライドドアやキーフリーシステムなど、日常で便利な機能が一通り揃っています。

「G」や「RS」は、電動パーキングブレーキや運転支援機能など、登録車にも引けを取らない先進装備が魅力です。ただし、ディスプレイオーディオやドラレコといった人気のオプションを追加すると、支払い総額は250万円近くになることもあります。カタログ価格だけでなく、必要なオプションを含めた乗り出し価格で検討することが、後悔しないための鍵となります。

新型ムーブ内装の注目ポイントを総括

この記事では、新型ムーヴの内装を中心に、デザイン、機能、グレードごとの違いなどを詳しく解説してきました。最後に、重要なポイントをまとめます。

  • 11年ぶりのフルモデルチェンジで内外装の質感が大幅に向上
  • インパネは視界の良さを重視した水平基調デザイン
  • 助手席前には実用的な大型トレイを装備
  • 最大の注目点は軽ハイトワゴンとして初採用された後席スライドドア
  • スライドドアは狭い場所での乗り降りに絶大なメリットを発揮
  • 後席は足元空間が非常に広く大人4人でも快適
  • 多彩なシートアレンジで大きな荷物や車中泊にも対応
  • 荷室下には便利なラゲージアンダーボックスを完備
  • 内装色は標準的なグレージュと上質なネイビーの2種類
  • グレードによって内装色や加飾が異なる
  • 人気のカスタムグレードは廃止された
  • 代替として2種類のアナザースタイルパッケージを用意
  • RSグレードは力強いターボエンジンを搭載
  • Xグレードは価格と装備のバランスに優れたおすすめの選択肢
  • オプション装備を含めると乗り出し価格は250万円を超える可能性も考慮が必要
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